数式を構文木に解析
テンプレート構文の強化とSpreadJSとの互換性強化
特徴
- 数式を構文木(Syntax Tree)に解析:セルに設定されている数式を構文木に解析することで、数式の解析や修正、作成が可能になります。
- 数式を値に置き換えてExcelファイルへ出力:XlsxSaveOptions.IgnoreFormulasプロパティを設定して、Excelファイルへ出力する際に数式のセルは値のセルとして保存できます。
- JSONをロードする新しいオーバーロードメソッド:Workbook.OpenメソッドでJSONファイルをインポートできるようになります。インポートする際にDeserializationOptionsを使用してオプションを設定することも可能です。
- PDFを開く際の動作を設定:PDFを出力する際にOpenActionScriptプロパティでJavaScriptのコードを設定することで、PDFを開いた際に特定のアクションを実行することができるようになります。
- テンプレート構文の強化(パフォーマンスの改善):ProcessTemplateメソッドによる処理が改善され、テンプレート構文を利用したExcelファイルの生成がこれまで以上に高速になります。
- SpreadJSとの互換性強化(セルの値にカスタムオブジェクトを適用):SpreadJSとの相互運用性が強化されます。チェックボックスリストやラジオボタンリスト型のセルにカスタムオブジェクトを適用することで、複数の選択肢を選択できるようになります。この結果はPDFへ出力した場合のみ表示されます。